「I'm From Rolling Stone 〜雑誌編集の舞台裏〜」

6人の若いジャーナリストが、最優秀者一人だけに与えられる『Rolling Stone』の編集者の座を目指して日々奮闘する様子を追ったリアリティー番組が登場!! その名も「MTV I’m From Rolling Stone」。20代、30代の若者、音楽ファンに圧倒的な支持を獲ているアメリカの音楽専門誌『Rolling Stone/ ローリング・ストーン』。何千もの志願者の中から選ばれたジャーナリストのたまご6人が、『Rolling Stone』の編集者になる憧れを抱きながら、日々競争心を燃やしていく。

あの頃ペニー・レインと デラックス・ダブルフィーチャーズ [DVD] 6人のインターンから1人が編集者として採用されるリアリティ番組。しかも、その雑誌が米国の音楽名門誌「ローリング・ストーン」なんだから、半端じゃない。映画「あの頃ペニー・レインと」の主人公は「ローリング・ストーン」から(大人のライターと勘違いされて)記事を依頼され、ロック・バンドのツアーに同行取材する少年だった(原題の「Almost Famous」というタイトルにも味があるけど)。この番組も同じように「ローリング・ストーン」の編集部に足を踏み入れただけで舞い上がってしまう者、その一方でプロの記者として通用するのか、選抜から脱落するのではないかというプレッシャーなど、映画と同じようなドラマがある。でも、米国名門誌の編集部の内部を見ることができて、面白い。まずは、オンライン版に記事を書かせたり、ブログに一部出して、雑誌に掲載するなどという話も出てくる。誰が残るのか。どういう視点で編集者、記者は選ばれるのか、興味津々だなあ。でも、最初の説明では、最後に1人残っても、1年間の契約と話していたから、プロ野球の選手みたいに1年間の成果でプロとして戦えるか評価される厳しい世界なんだなあ。