アジアカップ、凡戦の末、PK戦で韓国に敗退

サッカーのアジア・カップ第15日は28日、当地で3位決定戦が行われ、日本は韓国に0−0のまま迎えたPK戦を5−6で落とし、4位に終わった。今大会で3連覇を逃した日本は、次回2011年大会の出場権獲得も成らなかった。

 正直、つまらない試合だった。疲れているのかもしれないが、単調な攻めと凡ミス。韓国の選手の闘争心が際立って、それに比べて日本は・・・。後半で韓国の選手が退場になり、11人対10人の戦いになるが、延長30分も含めて、詰め切れない。何なのだろうなあ、これは・・・。PK戦の結果、韓国が3位の座を占めたわけだが、これはやはり韓国の試合だったなあ。日本は結局、第1戦で「おまえら、アマチュアか」とオシムが激怒した状態に戻って、アジアカップが終わった形。個人の力の差なのだろうか。わからん。いずれにせよ、オシムが延長戦になっても高原が負傷で動けなくなるまで選手を交代しなかったのは、レギュラーはレギュラーで決着をつけろ、と言っているようだった。選手を交代して、束の間の勝利を取りに行くよりも、選手たちに逃げ場を与えず、立ち向かわせたような。アジアカップで実力を計っているような感じがした。ちょっと贔屓目で見ているかもしれないけど。しかし、凡戦だった。FIFAの幹部たちも観戦していたが、貧乏揺すりをしていたり、苛立ち、呆れている様子がありありだった。決勝は、サウジvsイラクだし、アジアのサッカーはイスラムの時代になっていくのだろうか。