柔道、谷、棟田、塚田が金メダル

ヤワラちゃん、日本を救う「金」−。柔道の世界選手権最終日は16日、当地で男女各2階級を行い、出産を経て3年ぶりに国際大会に復帰した女子48キロ級の谷亮子トヨタ自動車)が男女を通じ同選手権史上単独最多となる7度目の優勝を果たし、今大会日本勢初の金メダルを獲得した。谷は決勝で前回優勝のヤネト・ベルモイ(キューバ)に優勢勝ちした。その後の男女無差別級決勝でも、男子の棟田康幸(警視庁)と女子の塚田真希綜合警備保障)が優勝。塚田は78キロ超級の銀メダルに続き、自身今大会2個目のメダルとなった。男子60キロ級の江種辰明(警視庁)は4回戦で敗れ、敗者復活戦でも勝ち進めなかった。

 柔道、本命の選手たちが苦戦していたが、最後の最後で、谷亮子、無差別級の棟田、塚田が金メダル。日本の面目が立ったところ。