プロジェクト・ランウェイ2

 16人のファッション・デザイナーが毎週、勝ち抜き戦を展開して、3人が「ファッション・ウィーク」に進め、さらに最後に1人がデザイナーズ・ブランドの立ち上げ資金10万ドルを得るというリアリティ番組。ついに3人に絞り込まれたが、これを見ていると、「平凡」「無難」は「退屈」で「悪」。個性こそが評価される。美しい平凡な作品よりも、粗はあっても個性的な作品が評価される。新人発掘ショーとしては、そうなんだろうけど、このあたりがはっきりしていて面白い。米国のクリエイティブな世界って、そうなんだと思う。たぶん日本だと、平凡でも完璧な仕上がりを評価するだろうけど、それよりも個性のほうが大事なんだ。なるほどねえ。まあ、番組を面白くするためもあるだろうけど、でも確かに、誰でも作れるのだったら、デザイナーズ・ブランドにはならないもんね。
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