原油先物99ドル、日経平均1万5000円割れ

21日の金融市場は米国景気の減速懸念からドルが売られ、東京外国為替市場では約2年5カ月ぶりに1ドル=108円台まで円が急騰した。これを受けて東京株式市場は日経平均株価が大幅に下落。終値は約1年4カ月ぶりに1万5000円を割り込んだ。一方、株式市場から投機資金が流れ込んだ影響などで前日のニューヨーク原油市場では原油先物価格が一時1バレル=99ドル台まで上昇し、史上最高値を更新。「円高・株安・原油高」の流れが加速している。

 マーケットは荒れ模様。ドルが売られ、株が売られ、原油が買われる。第三世界の時代が来るのかしら。先進国、というか、米国と米国に依存した国が売られている感じ。