官邸崩壊、再び? 福田政権、早くも末期症状?

朝日新聞社が19、20の両日実施した全国世論調査(電話)によると、福田内閣の支持率は31%と今月1、2日の前回調査の44%から急落し、不支持率は48%(前回36%)と半数近くに増えた。福田内閣で不支持が支持を上回るのは初めて。「いま総選挙の投票をするとしたら」として聞いた比例区の投票先は民主が38%(同32%)で、自民の23%(同32%)に大差をつけた。これほどの差は安倍内閣当時もない。年金記録問題への対応などで政府や自民党への逆風が強まっている。臨時国会の焦点である補給支援特措法案についても衆院での再議決で成立をめざすことに否定的な見方が増えた。

 福田政権の支持率はついに31%。自民党の支持率も急落。民主党が優勢に。年金問題に「そんなこと言ったかなあ」と言い、薬害肝炎訴訟では、政治決断は官僚がするモノだと印象づけ、特殊法人民営化では渡辺行政改革相を見殺し。これだけ、やって、支持率が高ければ、日本人も相当、度量が大きいことになるんだけど、さすがに、それはなかったなあ。「官邸崩壊」の次は「官邸自滅」だろうか。