ブット元首相、暗殺

パキスタンの首都イスラマバード近郊ラワルピンディで27日、来年1月8日の総選挙に向けたベナジル・ブット元首相(54)の集会の会場付近で自爆テロが発生、AP通信はパキスタン野党関係者の話として、ブット氏が同日夜死亡したと伝えた。イスラム過激派の活発化などで政権基盤が揺らいでいたムシャラフ大統領は、総選挙を控え、民主化の象徴として国民の支持を集めるブット氏との連携で安定化を画策。だが、ブット氏の死亡で政局混迷に拍車がかかるのは避けられない情勢だ。

 以前も自爆テロをかけられていたが、ついに暗殺の凶弾に倒れる。犯人は銃撃の後、自爆したらしい。イスラム過激派が犯人なのだろうか。しかし、本当に生命を賭して祖国の民主化のために戦っていたんだな。合掌。