大阪国際女子マラソンは乱戦

北京五輪代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソンは27日、長居陸上競技場発着の42.195キロであり、日本人の夫を持つマーラ・ヤマウチ(英)が2時間25分10秒で初優勝した。国際大会では初めての優勝。2位には昨年12位の森本友天満屋)が入り、日本人最高。3位はケニア人で日本の実業団に所属するジュリア・モンビ(アルゼ)だった。5000メートル、ハーフマラソンなどの日本記録保持者で初マラソンに臨んだ福士加代子(ワコール)は序盤から飛び出したが、30キロ以降に失速し、2時間40分54秒で19位に終わった。優勝候補だった加納由理セカンドウィンドAC)は途中棄権。昨年覇者の原裕美子(京セラ)は急性胃腸炎による体調不良で欠場した。

 福士はかっ飛ばしていたが、失速して、よろよろ。他の優勝候補もつぶれてしまった。やはり、オリンピックへ向けてのプレッシャーは大変なんだなあ。