東京株式市場、またまた541円安

28日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。終値は前週末比541円25銭(3.97%)安の1万3087円91銭と、4営業日ぶりの下落。前週末の上昇幅(536円)を完全に帳消しにし、きょうの安値で引けた。前週末25日の米株式相場の反落を嫌気。このところの上昇に伴う戻り待ちの売りや、アジアの株式相場下落が日本株の下げにつながった。2007年4?12月期の業績を発表した主要銘柄の軟調さが目立ったことや、円相場の上昇が心理悪化に拍車をかけたほか、海外機関投資家の換金売りを指摘する声もあった。ブッシュ米大統領の一般教書演説などを見極めたいとして値ごろ感の買いは乏しかった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。節目の1300を割り込んだ。

 マーケットも全く安定しない。ちょっと戻したと思ったら、また1万3000円割れ寸前まで下げる。どうも勢いがつかない。まあ、米国が不安なのは確かだけど。