市川崑監督が死去

ビルマの竪琴(たてごと)」「細雪(ささめゆき)」などの文芸作品のほか、娯楽物の「犬神家の一族」など幅広い映画作品で知られる映画監督の市川崑(いちかわ・こん)さんが13日午前1時55分、肺炎のため東京都港区の病院で死去した。92歳だった。

 斬新な映像で好きな監督だった。92歳だったのだ。東京オリンピックなんて、よく、あれだけ野心的で前衛的な記録映画がオフィシャル映画として製作されたと思うけど。度胸のある人だったんだなあ。まあ、それを任せた人たちもなかなかすごいけど。「悪魔の手鞠唄」とかも好きだったなあ。合掌。