日経平均、1万3000円割れ、円相場は102円台

週明けと3月相場入りが重なった3日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に3日続落した。終値は前週末2月29日終値比610円84銭(4.49%)安の1万2992円18銭。1月23日以来の1万3000円割れとなり、それ以来の安値を付けた。下げ幅は今年4番目の大きさとなった。前週末の米国株急落や最近の円相場の上昇を嫌気した売りで、主力株は全面安の展開。大引けにかけては断続的な先物売りに押されて一段安となり、きょうの安値引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落した。

 米国経済の迷走で、世界のマーケットが揺れる。日経平均は再び、1万3000円割れ。円相場は1ドル102円台に。これは円高というより、ドル安。米国経済、ひいてはドルに対する信認が揺らぎ始めている。3月の期末にかけて荒れ模様かなあ。インドなどは大幅な下げだったし、これが欧米の市場にどう、はねかえっていくのだろう。