GEショックは東京市場も直撃

14日の東京株式市場で日経平均株価は急反落。東証1部の84%の銘柄が下げるほぼ全面安の中、終値は前週末比406円22銭(3.05%)安の1万2917円51銭と、2営業日ぶりに1万3000円の大台を割り込んだ。前週末に急騰した反動に加え、ゼネラル・エレクトリック(GE)が発表した1-3月期の決算が市場予想を下回ったことをきっかけとした11日の米株式相場の大幅安が嫌気された。米個人消費の後退やインフレを警戒する声が根強い上に、円高・ドル安による国内の輸出関連の企業業績圧迫が懸念された。発表が佳境に入る米企業の1?3月期の決算を見極めたいとして売り一巡後も戻りは見られなかった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。

 先週末の脳天気な楽観論は、GEショックに、はかなく消えた。今回の問題の根は深そうだなあ。金融について勉強してみるかなあ。