リーマン・ショック、東京をはじめ世界に激震

16日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。終値は前週末比605円4銭(4.95%)安の1万1609円72銭と、今年5番目の下げ幅。3月17日以来、5カ月ぶりに年初来安値を更新し、2005年7月8日(1万1565円)以来、約3年2カ月ぶりの安値水準となった。米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻やアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の信用格付けの引き下げなど米国発の金融システム不安が嫌気され銀行や保険など金融株が大幅下落。金融不安によるドル安や米景気への影響を懸念して自動車や電気機器など輸出関連の国際優良株が売られた。また、米金融不安は原油などの国際商品から安全な資産への資金シフトを招き商品相場が下落、商社や資源関連の売りにつながった。

 やはりリーマン・ブラザーズの破綻は東京株式市場を直撃したなあ。加えて、AIGの信用不安まで浮上しているから、ともあれ売りから入ってしまう形になるな。日本だけではなくて、世界中の株式市場が揺れている。