G7財務相・中央銀行総裁会議は・・・。どう評価されるのだろう

7カ国(G7財務相中央銀行総裁会議が10日打ち出した異例の行動計画は、世界に飛び火した米国発の金融不安を巡る参加国の危機感と収束に向けた強い意志を表している。もっとも具体策の実施は各国に委ねた形で銀行間融資の政府保証などでは温度差も残る。市場安定につながるかは、各国当局の対策の成否にかかる。「重要な金融機関の破綻を避けるため、あらゆる可能な手段をとる」。G7会議では「金融システムにリスクをもたらすような金融機関は破綻させない」(ユーログループのユンケル議長=ルクセンブルク首相兼財務相)との方針を再確認。米リーマン・ブラザーズの破綻が世界の金融市場の動揺のきっかけとなっただけに「大きくてつぶせない」との原則を行動計画の冒頭に掲げた。

 金融不安制圧への強い意志を共同宣言したともいえるけど、じゃあ、具体的にと言うと・・・。まあ、即効性がある対策があるわけではないけど・・・。リーマン・ブラザースの破綻以来、不安心理が燃え上がっている市場に「Too Big to Fail」の原則を協調したことに意味があるんだろうか。まずは売り物が一巡するのを待つと言うことだろうか。これからどうなるのか、日本の90年代の勉強をしたほうがいいんだろうなあ。結構、長い下げ相場だったよなあ。