全豪オープン、ドキッチの勝利に感動した

全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2009)女子シングルス4回戦。オーストラリアのエレナ・ドキッチ (Jelena Dokic)は、大会第29シードのアリサ・アリサ・クレイバノワ(Alisa Kleybanova)と対戦。ドキッチはセットカウント2-1(7-5、5-7、8-6)で勝利し、準々決勝に進んだ。

 WOWOW全豪オープンの中継を見ていたら、懐かしやドキッチが出ている。かつて世界ランキング4位まで行っていたのに、最近はランク外まで落ちていたという話。それが今回の全豪で復活。1回戦で勝つことが目標だったと試合後のインタビューで言っていたが、この4回戦、世界ランキング31位、19歳で伸び盛りのクレイバノワに押されながら、しかも第3ゲームの後半では、足首をねんざしながら、フルセットの末、8強の座を勝ち取る。かなり感動的な試合だった。やはりカムバックは心振るわせるものがある。しかも、セルビア出身のドキッチは現在、オーストラリア国籍で地元ということもあり、大声援を受けていた。