ユーロ圏、08年10〜12月はマイナス成長

欧州連合(EU)統計局が13日発表した08年10〜12月期の域内総生産(GDP)速報によると、ユーロ圏(15カ国)の実質成長率は前期比1.5%減となり、99年のユーロ導入以来最大のマイナス成長になった。同日発表されたドイツの成長率はマイナス2.1%。91年に統一ドイツの経済統計を開始して以来、最悪のマイナス成長で、日本同様の輸出大国であるドイツへの、金融危機の影響の大きさが際立っている。

 欧州経済の傷は深いなあ。一時はユーロの時代といわれたものだが、ユーロ導入以来最大のマイナス成長。ドイツも最悪の状態。米国よりも欧州の傷のほうが深いという人もいるけど、これから、どうなっていくのだろう。