民主・小沢代表は東京地検と徹底抗戦

民主党小沢一郎代表は4日午前、党本部で記者会見し、準大手ゼネコン「西松建設」からの資金提供を巡る公設第1秘書の逮捕について「何らやましいことはない。それによってどうこうとは考えていない」と述べ、自らの代表辞任を否定した。同時に「総選挙が取りざたされているこの時期に異例の捜査が行われたことに非常に政治的にも法律的にも不公正な国家権力、検察権力の行使だという感じを持っている」と強調した。

 「国策捜査」「検察ファッショ」と言いたいのだろうか。でも、小沢代表に勝算はあるのだろうか。裁判になれば、決着するまでに時間がかかるし。一方、民主党の失点に見える今回のスキャンダル、自民党も自分たちもどうなるか、わからないと思ってか、音無しの構えだけど。検察は検察で、下手をすれば、麻生内閣支援の行為と撮られかねないリスクがあるわけで、どうするんだろう。検察も世論の動向は気になるみたいだから。民主、自民、検察入り乱れての世論の支持を訴える情報戦になるのだろうか。