ルーヴル美術館 Musée du Louvre

 とにかくデカイ。とにかく広い。そして収蔵品がこれでもか、これでもか、と置いてある。午前中に行ったので、団体客が少なく、ミロのビーナスは地元の小学生の見学団がいただけ。モナリザにしても、すぐに最前列まで行けたから、それほどの混雑ではなかった。館内を2、3時間、歩いて回ったが、それでも一部しか見ることができないし、美術品の迫力と美術館の広大さで疲れ果ててしまう。それにしても、これだけの収蔵品を集めたのもすごいし、保存しておいたのもすごい。歴史に対する執念なのだろうか。
 ともあれ、圧倒される。歴史的な名画がほかの展示物と一緒に、ひっそり何気なく置かれていたりする。フェルメールの「レースを編む女」など、気づかずに最初は通り過ぎてしまった。もっと大きな絵なのかと思っていたら、小さい、小さい。一方、ダヴィッドの「ナポレオンの戴冠式」やジェリコーの「メデューズ号の筏」はデカイ、デカイ。やはり図版を見るのと、本物を見るのとは違う。しかし、その本物がこれだけあると…。赤瀬川原平氏のように数日間、通わないと、きちんと見ることはできないなあ。加えて、あまりの広さに、自分がどこにいるのか、わからなくなることがある。これはみんな同じようで、道を尋ねている人を結構、見かけた。
公式サイト(日本語)
 http://www.louvre.fr/llv/commun/home.jsp?bmLocale=ja_JP
公式サイト(フランス語)
 http://www.louvre.fr/llv/commun/home.jsp?bmLocale=ja_JP
ウィキメディアによると
 wikipedia:ルーヴル美術館