鈴木宗男議員の有罪確定。議員失職へ

北海道開発庁長官などに在任中、2社から計1100万円のわいろを受け取ったとして受託収賄やあっせん収賄など四つの罪に問われた新党大地代表の衆院外務委員長、鈴木宗男被告(62)=比例北海道ブロック=の上告に対し、最高裁第1小法廷は8日までに棄却する決定をした。懲役2年、追徴金1100万円とした一、二審判決が確定し、収監される見通し。金築誠志裁判長ら裁判官5人全員一致の意見。鈴木被告は決定に対して異議申し立てができるが、退けられれば実刑が確定、国会法、公選法の規定に基づいて議員を失職する。決定は7日付。刑期終了後5年間は立候補できない。

 あの裁判、終わっていなかったのか。で、有罪が確定すると、実刑だから収監。議員も失職。加えて、懲役2年の刑期を終えてからも、5年間は議員に立候補もできない。未決勾留期間は刑期から差し引かれるにしても、これから6〜7年は議員に戻れないのか。2016年というと、ロンドン五輪も、ブラジル・ワールドカップも、ソチ冬季五輪も終わったあと、リオデジャネイロ五輪の年か。新党大地はどうなるのだろう。それ以前に政権も日本もどうなっているかもわからないか。
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