日韓サッカー、0対0で引き分け

サッカーの国際親善試合が12日、ソウル・ワールドカップ(W杯)競技場で行われ、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング30位の日本代表は、同44位の韓国代表と対戦、0-0で引き分けた。後半はホームの韓国が相手陣深くでプレーする場面が目立ち、日本はカウンターで対抗したがともに無得点に終わった。

 サッカーでは同一地域や隣国の強豪ライバルチーム同士の戦いをダービーマッチというらしいが、それでいうと、日韓戦も東アジア・ダービーというか、日韓ダービーといっていいんだろうか。いつも熱い戦いとなる日韓戦、今回はアルゼンチン戦勝利の勢いで勝てるのではないかと期待していたのだが、アウェイの戦いは厳しかった。前半は日本ペース、後半は韓国ペースで、スコアレス・ドロー。やはり韓国は強かった。しかし、ザック・ジャパンとしては課題もはっきりして、良かったのかもしれない。勝負はアジア・カップで、ということになる。ともあれ楽しみなチームになってきた。