ゴッホ 最後の70日

1890年、パリ郊外で自殺を遂げたとされるゴッホの死には多くの謎が残されている。消えた凶器、食い違う証言…さらに今回、日本のひろしま美術館で、ゴッホの遺作とされる作品から、第三者による「加筆」の痕が発見された!他殺だとしたら犯人は…主治医?家族?はたまた巨匠ゴーギャン?美術界最大のミステリーを大胆な推理と緻密な検証で描くドキュメンタリードラマ。

 副題に「ひまわりの画家は、あの日、殺されたのか?」。昨晩、BSジャパンで放映していた。ゴッホは自殺ではなく、他殺だったのではないかという仮説に基づく再現ドラマ付きドキュメント。ゴッホの遺作「ドービニーの庭」から黒猫の絵が消されていたことに始まり、当時のゴッホを取り巻く状況を紹介し、自殺説に数々の疑問を呈す。他殺説の容疑者としては、主治医ガシェ、弟のテオ、画家のゴーギャンゴッホが耳を切り落とした事件もゴーギャンの犯行説を提示する。それなりに説得力があり、面白い。BSジャパンのサイトを見ると、この番組、2009年9月に放映されたものらしい。気がつかなかった。
★「ゴッホ 最後の70日」番組紹介サイト
 http://www.bs-j.co.jp/bangumi/html/201010302100_20586.html
★2009年9月放映時の番組紹介サイト
 http://www.bs-j.co.jp/gogh/