警視庁公安部の資料が大量流出

警視庁公安部の国際テロ捜査などに関する内部資料とみられるデータがインターネット上に流された問題で、ネット上に出ている文書は少なくとも114あることが分かった。文書は、公安部のテロ捜査に協力しているとみられる国内外の人物の名前や住所、家族など個人情報が詳しく記載されていた。捜査対象とされる国内に居住する外国人の状況や米連邦捜査局FBI)からとされる情報を記した文書もあった。警視庁は、警察作成の文書かどうかは確認中としているが、内部文書の可能性が高いとみて調査を急いでいる。

 ウィキリークスを真似たわけじゃないんだろうが、公安関係の資料が大量流出。で、こんな情報も...

警視庁によると、インターネット上に流出していたのは国際テロ捜査に関する極秘資料とみられる文書で、件数は100点以上に上ります。なかには、警視庁の捜査協力者や捜査員の名簿のほか、国内のイスラム教徒に対して行われた任意の聴取内容も含まれていることが分かりました。海外で逮捕された国際テロリストについての捜査とみられます。警視庁は、文書が本物かどうかの調査を急ぐとともに、流出の経緯を調べています。

 捜査協力者の情報はまずいでしょう。海外の情報機関からもらった情報が入っていたりしたら、どうするんだろう。もう日本には教えない、となるのか。最初は、ウィニーとかファイル交換ソフトをつかったオバカな警察関係者がいたんじゃないかという見方だったが、一部の報道では、意図的な情報漏洩ではないかとの説も。APECの開催が近づく中で、どうするんだろう。警備プランも漏れていたりはしないのだろうか。
 しかし、もう日本の権力機構、統治システムがグジャグジャになってきてしまっているみたいだなあ。そう思われてしまいかねない事件。