風と共に去りぬ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
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この映画ができたのは、1939年。敗者の側からの米国史が大ヒットしたのは、スカーレットとレット・バトラーのスペクタクルなメロドロマということもあるだろうが、大恐慌の時代だったからだろうなあ。1920年代のバブルが崩壊し、豊かな生活は失われ、欧州で戦争の足音が聞えてきた時代。スカーレットのように、どんなに悲惨な環境にあっても、「Tomorrow is another day」という希望を抱かないと生きていけない時代だったのだろうなあ。米国人も、世界中の人たちも、自分を重ねあせて見ていたのかも。
しかし、それにしても、クラーク・ゲーブルのレット・バトラーはダンディでカッコいい。ビビアン・リーも美しい。古い映画だが、ドラマがしっかりとしているので、結構、見てしまった。