バラマキ予算が止まらない――結局、民主党も「絶望」の政党だったんだろうか?

政府は24日夕、臨時閣議を開き、2011年度一般会計予算案を決定した。総額は92兆4116億円と今年度当初予算比0.1%増で過去最大を更新した。新規国債発行額は44兆2980億円に上り、当初予算としては2年連続で新規国債収入が税収を上回る内容となった。また、税収不足を補てんするため7兆円規模の税外収入を確保した。

 自民党同様、民主党もバラマキ政策しかできなかったのか。希望が絶望に変わっていく。財政難で誰もが満足できる解答など、もうない。どんなものでもやめれば、不満は出る。カネがないんだから、多少ばらまいても、これだけかと満足してもらえない。官僚としては、自分たちは安泰だから、これでいいのかもしれないけど、頭のいい人達だからこんなことが持続しないことは知っているだろうに。刹那的だなあ。もはや国のサービスも満足はできないけど、納得できる線に落とし込まなければいけないのに、この政治では...。今回の予算で国債暴落のカウントダウンが始まるのだろうか。しかし、自民党でダメ、民主党でダメとなると、次は...。英雄待望論になってしまうのだろうか。その英雄はテレビタレントだったりするのだろうか。あるいは、ロシアのように国民の絶望の果てにマフィア国家化していくのだろうか。混迷の時代に備えて金(ゴールド)でも買っておいたほうがいいんだろうか。
民主党―迷走と裏切りの300日 民主党 無策政権の400日 日本は没落する