ラグビー大学選手権準決勝、早稲田が明治を74対10で粉砕

ラグビーの全国大学選手権第3日は2日、東京・国立競技場で準決勝を行い、2連覇を狙う帝京大と2季ぶりの優勝を懸ける早大が9日の決勝(国立)に進んだ。帝京大ニュージーランド出身選手が軸の重量FWで優位に試合を進めた。関東リーグ戦4連覇の東海大に一度は逆転されたが、後半20分からの2トライなどで36-22と攻め勝った。早大は前半で明大の強力FWに手を焼き、15-10で折り返し。後半にバックスの走力で上回り、相手防御の乱れを巧みに突いて9トライを重ね、74-10で完勝した。早大の74得点は明大戦での最多記録。

 テレビで大学選手権準決勝の早明戦を後半から見る。明治が主力選手がケガで相次ぎ交代、その結果、ディフェンスラインが崩壊してしまった。早稲田の攻撃を全く止められない。抜きに抜かれる。前半は15対10だったので好勝負かと思ったら、後半は59対0で明治がサンドバック状態。あれだけ強いチームでも主軸が欠け、防御体制が崩れてしまうと、ここまでもろくなってしまうものか。唖然としてしまった。
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