関東だけで正月に餅を詰まらせ死亡した人は13人

東京消防庁によりますと、都内では元日から3日午後4時半現在までに、40代から90代の男女30人が餅をのどに詰まらせて病院に運ばれました。大半が高齢者で、このうち足立区に住む95歳の男性ら70歳から96歳の男女7人が、お雑煮などを食べた際、餅をのどに詰まらせて死亡したということです。また、東京以外でも埼玉で3人、神奈川で2人、千葉で1人のあわせて6人が餅をのどに詰まらせて死亡しました。

 餅を喉に詰まらせて死亡するという話は毎年の風物詩のようだが、今年も関東だけで13人が死亡。東京で病院に運び込まれた人が30人。危険度からいったら、こんにゃくゼリーの比ではないかもしれない。しかし、毎年続くというのは何なのだろう。餅を喉に詰まらせるほど老いぼれてはない、自分だけは大丈夫という油断、慢心がどこかにあるんだろうか。
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