北朝鮮のツイッターがハッキングされ、金正日・正雲父子を誹謗するツイートに

金正日キム・ジョンイル)国防委員長の後継者とされる金正恩キム・ジョンウン)の誕生日となった8日、北朝鮮が運営するインターネットサイトとツイッター、ユーチューブのアカウントが相次いでハッキングされ金正日金正恩父子を誹謗してあざける文章と絵が掲示された。対南宣伝機関の祖国平和統一委員会が運営しているサイト「わが民族同士」のツイッターアカウント(@uriminzok)には8日午前、金父子を露骨に批判する書き込みがされた。この日午前7時ごろ連続して書き込まれた4件のツイートは、「わが人民の敵金正日逆徒と息子金正恩を追い出し新しい世の中を作ろう!」など、北朝鮮の語り口をまねた露骨な内容を含んでいる。ハッキング前にこのツイッターに書かれた最後のツイートは南北対話を要求する7日午後の声明文だった。(略)また、「わが民族同士」のメイン画面にも金父子を茶化す絵が掲載された。現在韓国内からのアクセスが遮断されているこのサイトのメイン画面は、迂回接続したネットユーザーによりキャプチャーされインターネットで広がっている。これによると、サイトには「中国なしでは国の自主性も守れないもの乞い外交」という文とともに、金父子が中国皇帝に土下座する絵が掲載された。

 金正恩の誕生祝いに、ハッカーがプレゼント。韓国のネティズンが、リアルな世界で受けた攻撃を、ネットで返したのだろうか。北朝鮮、意外とサイバー戦には弱いのだろうか。
★「わが民族同士」のツイッター(ハングルなので内容がわからないが...)
 http://twitter.com/uriminzok
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