インテル・ミラノはホームページだけじゃない。YouTubeも、ツイッターも、フェイスブックも
長友佑都が入った超名門クラブ、インテル・ミラノ。パソコンのインテル(Intel)ではなくて、インテル(Inter)。ミラノにはACミラノ(ACミラン)とインテル・ミラノ(インテル・ミラン)の2チームがあるのだが、後藤健生氏の『欧州サッカーを極める』によると、ACミラノはもともとは英国人が作ったクラブであるのに対して、英国人以外が加入した多国籍クラブが「インテルナツォオナーレ・ミラノ( Internazionale Milano)」なのだという(英語にすると「インターナショナル・ミラノ」)。その略称としての「インテル」とだから、Intelではなくて、Interになるわけ。ちなみに、ACミラノの「AC」は「アソアツィオーネ・ディ・カルチョ」、イタリア語で「サッカー・クラブ」という意味。ACは英語でいうFC(フットボール・クラブ)と同じ、英国だったら「FCミラノ」だったわけだ。
さて、そのインテル・ミラノ、ともかくオフィシャルサイト(http://www.inter.it/)が充実している。
イタリア語(http://www.inter.it/aas/hp?L=it)だけではなくて、
英語(http://www.inter.it/aas/hp?L=en)
スペイン語(http://www.inter.it/aas/hp?L=es)はもちろん、
中国語(http://inter.sina.com.cn/)、
アラビア語(http://arabia.inter.it/aas/hp)までサポートしている。
アジアは中国語になってしまうんだなあ。今日の中国語ページのトップには、長友がレオナルド監督と談笑しながら歩いている写真が大きく出ていた。日本人はまず中国語サイトにアクセスすると思っているのだろうか。英語のほうがありがたいんだが...。
ちなみに英語サイトでは、昨日行われた長友のインテル加入会見の写真特集がある。
http://www.inter.it/aas/news/reader?N=35762&L=en&CAT=2
インテルの情報発信は、ウェブサイトにとどまらない。
YouTubeには「インテル・ギャラリー」という動画コーナーがある。
http://www.youtube.com/inter
イタリア語だから何を言っているかわからないが、見て楽しむことはできる。練習、会見、オフなど試合以外の映像が多い。
Twitterもある。これは英語。フォローしておけば、長友の動向をいち早くゲットできる。
http://twitter.com/#!/interit1908
さらに今話題のFacebookのファンページも
http://www.facebook.com/InterOfficialPage?
こちらはイタリア語。いま9万7000人近いファンが「いいね!」している。
ともあれ、グローバルな巨大・名門チームとなると、ウェブサイトにYouTube、Twitter、Facebookとソーシャルメディアを駆使すことが当たり前の時代なんだな。しかし、そこまでメディアに熱心なインテルならば、長友の加入を機に日本語版サイトの開設も期待したいところ。家長が入ったスペインのマジョルカは既に日本語サイトを持っているわけだし*1。
【追記】
インターネット動画サイトの「インテル・チャンネル」(Inter Channel)もあった。
http://interchannel.inter.it/it/
ネット中継もここでやるらしい。ただし、イタリア語なので、よくわからない。
【やぶしらず通信・関連ログ】
・後藤健生『欧州サッカーを極める』 => http://t.co/qQXy2Zo
・インテルのオンライン・ショップに長友の55番ジャージー。75ユーロ。自分の名前も入れられる => http://t.co/B3bZadG
・インテルの3冠記念写真集、8000円以上の本がiPad版は動画付きで1400円 => http://t.co/ZMArcy8
[rakuten:fanshop:10001755:image]
*1:R.C.D. Mallorca - Web Oficial 日本語サイト => http://t.co/77ZDTs4