「ザ・商社」の脚本家、大野靖子さんが死去
NHK大河ドラマ「国盗り物語」など骨太の作品で知られた脚本家の大野靖子(おおの・やすこ、本名靖=やす)さんが1月6日、卵巣がんのため死去していたことが分かった。82歳だった。(略)東京都出身。劇作家の三好十郎に師事、1962年からフジテレビで「三匹の侍」などドラマ脚本を手掛けた。73年の「国盗り物語」では女性初の大河ドラマ脚本家として注目された。
山崎努、夏目雅子主演、和田勉演出の伝説のNHKドラマ「ザ・商社」のシナリオを書いた大野靖子さんが死去。「ハゲタカ」などNHKの傑作企業ドラマの源流は、安宅産業の崩壊を描いた「ザ・商社」にあると言っても過言ではないと思う。大野さんは女性初の大河ドラマ脚本家だったのか。「三匹の侍」のシナリオも書いていたんだ。映画の代表作は高倉健主演、降旗康男監督の「居酒屋兆治」になるのだろうか。合掌。
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