英国裁判所、ウィキリークスのアサンジ氏のスウェーデン移送が妥当との判断

内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ容疑者(39)のスウェーデンでの性犯罪容疑を巡りロンドンの治安裁判所は24日、同容疑者の身柄をスウェーデンに引き渡すべきだとの判断を下した。アサンジ容疑者はこれを不服として控訴する見通し。

 ウィキリークス創設者のジュリアン・アサンジ、英国の裁判所はスウェーデン移送を判断。この問題がロンドンで議論されているうちに、ウィキリークスの米国公電暴露は中東革命の影の推進役になってしまった。米国側から見れば、外交的な手段を制約することになったとも言えるかもしれないけど、非人道的な政権を支持することがとても難しくなってしまった。正直、最初に外交公電が暴露されたときは、ここまでやるのは行き過ぎだし、アサンジはアナーキストじゃないかと思った。いまでも国家を否定するアナーキストではないかと思うのだが、フェイスブックなどのソーシャルネットワークとともに中東を民主化するパワーを持っていたことも確か。この人をどう評価するかは難しい。スウェーデンで犯罪があったのか、なかったのか、わからない部分もあるが、筋からいうと、スウェーデンで裁判を受けるべきなんだろうけど。

ウィキリークス WikiLeaks  アサンジの戦争

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  • 作者: 『ガーディアン』特命取材チーム,デヴィッド・リー,ルーク・ハーディング,月沢李歌子,島田楓子
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