福島第一原発、3号機冷却へ自衛隊の決死の放水作業が続く

福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊の特殊な消防車が、17日午後7時半すぎから放水作業を行いました。あわせて30トンの水を3号機に向けて放水し、作業は午後8時すぎ、終了しました。福島第一原子力発電所の3号機と4号機は、いずれも使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になっていて、このままの状態が続くと放射性物質が大量に漏れ出すおそれがあることから、政府の対策本部が自衛隊に対して冷却作業を行うよう要請していました。

 福島第一原発の事故、朝はヘリコプターで、午後は機動隊の放水車の使用が上手く行かず、夜になって再び、自衛隊が特殊な消防車をつかっての放水作業が続く。いつの間にか、原子炉の近くの放射線が尋常な量でないという話になっている。放水は決死の作業。上層部が大丈夫、大丈夫と言っているうちに、事態は悪化していく。そして現場が後始末をしなければならない。自衛隊、警察、東電の現場の人々には頭が下がる。
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原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書)

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