北朝鮮が「白頭山火山研究」南北協議に合意。北も白頭山噴火説を気にしている?

北朝鮮は24日、北朝鮮が先に提案した中朝国境にある白頭山(約2750メートル、中国名・長白山)の火山活動の共同研究に関する協議について、29日に韓国北西部の◆(サンズイに文)山で民間専門家による協議を開くとする韓国側の逆提案に同意する通知文を送った。北朝鮮側は「火山研究所副所長」ら代表3人が協議に出席するとしている。

 記事は、北朝鮮と韓国による白頭山の火山研究協議を南北関係改善のきっかけとして注目しているようだが、個人的に気になるのは、韓国で盛り上がっている白頭山の大噴火説。九州の新燃岳の噴火、ニュージーランドクライストチャーチ地震に今回の東日本大震災と続いて、北朝鮮政府も白頭山噴火説を真剣に考え始めたのだろうか。それとも、噴火の予兆を感じさせるデータを持っているのか。
 北朝鮮延坪島砲撃事件をきっかけに冷え込んだ南北関係の改善は政治・軍事的な安全保障にとって重要な問題だが、白頭山そのものも自然災害に対する安全保障上、緊急の課題かも。日本にとっても...
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【やぶしらず通信・関連ログ】
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