大統領選後、騒乱続くコートジボワール。死者・行方不明者1000人説も
大統領選の結果をめぐり対立両派の戦闘が続く西アフリカのコートジボワールで、虐殺が起きた恐れが指摘されている。激戦があった西部の町ドゥエクエで、赤十字国際委員会(ICRC)は1日、死者が少なくとも800人に上ると警告。キリスト教カトリック系国際慈善団体カリタス(本部バチカン)も2日、声明を出し、死者・行方不明者が合計1000人に上ると主張した。
CNNやBBCを見ていると、最近の話題は、東日本大震災・福島原発事故、リビア、そして、このコートジボワール。大統領選の結果を認めない前大統領派と、当選を決めた新・大統領派が衝突、内戦の様相を呈しているという。国際社会が大統領と認めているのは、選挙で選ばれた人物らしい。選挙の結果を認めるということも、社会の成熟を必要とするのだな。
アフリカの「小さな国」―コートジヴォワールで暮らした12カ月 集英社新書
- 作者: 大林公子
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