ゴールデンウィークの旅行は激減の見通し。この世相では、ちょっと...

JTBが18日発表した今年のゴールデンウイーク(GW)の旅行動向の見通しによると、国内と海外を合わせて1泊以上の旅行にでかける人は1609万人と前年から27.6%減る。前年を下回るのは3年ぶり。東日本大震災の影響で旅行を控える動きが広まったためとみられる。4月24日から5月4日に出発する旅行の動向見通しをまとめた。国内旅行で27.8%、海外旅行で16.6%それぞれ減少する見込みだ。

 観光業界は大打撃だなあ。春休みシーズンに東日本大震災が起こり、足が止まったうえ、福島原発事故の影響で、海外から日本に来るビジネス(出張)、観光(旅行)ともに旅客需要は低迷したまま。さらに、ゴールデンウィークも27.6%減の見通しということは、4分の1強が吹き飛ぶ計算。これは大変だなあ。東電管内の企業は、夏場の節電を考えると、ゴールデンウィークは会社も工場も動かして、夏休みを長くすることを考えるところも出てくるかもしれない。ゴールデンウイークがあるのかどうかもわからなくなってくるなあ。これは学校にしても同じかも。新学期のスタートを遅らせたが学校も多いし、ゴールデンウィークは通常通り休まず、夏休みはいつもどおりという判断をするところも出てくるかな。ともあれ、経済にどのぐらいの余波があるのか、読めないなあ。

数字でみる観光[2010-2011年度版]

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