キューバ、14年ぶりに共産党大会。フィデル・カストロが党第1書記を退任へ

キューバの首都ハバナで14年ぶりに開かれた共産党第6回大会は19日、平等主義の廃止や地方分権化の推進などを承認して閉幕する。またフィデル・カストロ国家評議会議長(84)が正式に党の第1書記を退任し、弟のラウル・カストロ国家評議会議長(79)が引き継ぐ見込み。社会主義革命から50年を経て、キューバは一部市場主義導入へと大きくかじを切ることになる。

 キューバ共産党大会、14年ぶりだったのか、すごいな。カストロゲバラとともにバティスタ政権を倒したのが1959年。カダフィリビア革命(クーデター)は1969年だったから、カストロキューバ革命は、その10年も前。長い。北アフリカ・中東では独裁政権が揺らいでいるが、キューバはどうなのだろう。米国が近いから、国に愛想を尽かした人たちたちは海を渡ってしまうのだろうか。ゲバラは既にポップカルチャーになってしまうぐらい伝説となってしまったが、カストロ生きた化石になってしまった感じがする。カストロはいま、何を思うのだろう。

フィデル・カストロ――みずから語る革命家人生(上)

フィデル・カストロ――みずから語る革命家人生(上)