コーヒーの国際価格が14年ぶりの高値だとか

コーヒーの国際価格が14年ぶりの高値に上昇した。ニューヨーク先物(アラビカ種)は20日、中心限月の2011年7月物が一時1ポンド300セントを超えた。最大生産国ブラジルの供給低迷による在庫減少が背景だ。日本での転嫁値上げが一段と広がる可能性がある。コーヒーの国際需給の目安となるニューヨーク市場の認証在庫量は08年秋から減少している。4月の在庫は146万袋と前年同月比4割少ない。08年秋のピーク時に比べると約3分の1だ。

 商品相場は相変わらず強い。中国をはじめとした新興国の需要が強いこともあるんだろうか。それとも、投機資金が徘徊しているためか。その複合要因か。インフレの時代が来るんだろうか。コーヒー1杯から、いろいろと考えてしまう。

おいしいコーヒーの経済論(「キリマンジャロの」苦い現実)

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