震災後、乱造された内閣参与のひとりが菅政権を批判して辞表

小佐古敏荘(こさこ・としそう)内閣官房参与(東京大大学院教授)が29日、官邸を訪ね菅直人首相宛に辞表を提出した。小佐古氏は29日夕記者会見し、菅政権の福島第1原発事故への取り組みについて「その場限りの対応で、事態の収束を遅らせた」と批判した。

 東日本大震災後の混乱の中で乱心したのか、菅首相は組織を乱造し、首相補佐官を入れ替え、内閣参与を乱発したが、そのうちのひとりが辞表を提出。しかも、政権を批判して...。メチャクチャに内閣参与をつくっただけだなくて、中身もメチャクチャだったのだなあ。「日経ビジネス」の最新号(5月2日号)には、菅政権が震災に対応してつくった組織の図があるが、そのキャプションは「乱立する本部や会議。全体像を知る者は少ない」...。内閣参与の方も似たようなものだったのだろうか。
★小佐古参与「官邸の対応場当たり的」と辞職届(読売新聞) => http://bit.ly/ml0Bkw

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