米国では、山本五十六もビンラーディンも同じなんか?

ホルダー米司法長官は4日、上院司法委員会の公聴会で国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者殺害について「敵の指揮官を攻撃目標にすることは合法だ。例えば、第2次大戦中に山本(五十六・連合艦隊司令長官の搭乗機)を撃墜した時も行った」と証言し、殺害が正当だったと強調した。

 ビンラーディンも山本五十六も米国人にとって敵。それはわかるが、アルカイダも、連合艦隊司令長官も、同じ括りになってしまうんだろうか。民間人を狙った911のテロも真珠湾攻撃も同じレベルになってしまうのか。米国人、というか、この司法長官にとっては、そうなのかあ。で要するに、この発言、敵のボスである以上、武装していようがなんだろうが、殺してかまわない、という解釈でいいだろうか。戦争なんだから、殺していいと...。パキスタンで一部報道にあるように、ビンラーディンはやはり丸腰なのに射殺されたということなんだろうか。

山本五十六

山本五十六