米国人は原発事故よりも第三次世界大戦を心配している

 東日本大震災による福島第一原発事故を背景に、原発事故に対する懸念が世界的に高まるなか、米国人の4割近くが原発事故よりも第3次世界大戦のぼっ発を心配していることが、新たに発表された調査結果で明らかになった。調査は米CBSのテレビ番組「60ミニッツ」とバニティ・フェア誌が、1万0021人を対象に電話で実施。それによると、第3次世界大戦のぼっ発を心配していると答えた人の割合は約40%、一方、原発事故を懸念していると答えた人は28%だった。

 いま心配するのは原発事故の方だと思うけど、米国人は第三次世界対戦が心配しているんだ。米国人にとって戦争は近い存在だからだろうか。日本にとって当事者だった戦争は第2次世界大戦までなのだが、米国の場合は大きなものだけでも、朝鮮戦争ベトナム戦争湾岸戦争アフガニスタン戦争、イラク戦争とあり、今も戦争中。「帝国」ということなのだろうか。こうしたもの以外にも、多くの紛争に介入しているし、犠牲者も出している。「ブラックホーク・ダウン」はソマリアの内戦に絡んだものだった。で、第3次世界大戦を心配しているとして、どこを相手にした戦争なのだろう。中国? ロシア? イスラム圏との宗教戦争? どういうイメージなのだろう。

第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!

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