福島原発事故。1号機の核燃料の大半は溶融? 圧力容器の底にたまっている?

東京電力は12日、福島第1原発1号機で原子炉圧力容器内の水位計を点検、調整した結果、水位は燃料棒(長さ4メートル)の上部より約5メートル低かったと発表した。東電や経済産業省原子力安全・保安院によると、燃料の大半が溶融して圧力容器の底にたまっているとみられる。東電は、圧力容器の温度は120度以下に保たれており、炉心は引き続き冷却されているとみているが、枝野幸男官房長官は「原子炉の状態について再度調査する必要がある」と述べた。(略)保安院の西山英彦審議官は「圧力容器内の水位が正しいとすれば、燃料の一定部分は溶けて下にたまっている可能性が高い。残った部分は水蒸気で冷やされているのではないか」との見解を示した。

 やはり事故を起こした原子炉がどうなっているのか、正確なところはよくわかっていなかったということだろうか。原子炉圧力容器内の推移は低く、燃料棒は大半が溶融していたって...。で、そうなると、どうなるのかがよくわからいなけど。溶けてしまった部分は底にたまっているというが、それで大丈夫なんだろうか。推移が低くて、冷却はどうなるのだろう。温度はとりあえず、心配はないというものの、事態がどこまで把握されているのか、わからんなあ。
★1号機、燃料棒すべて落下の可能性と発表 : YOMIURI ONLINE => http://bit.ly/lTOnj1
★1号機 工程表見直し避けられず NHKニュース => http://bit.ly/kRyFBw
福島第一原発1号機「メルトダウン」東電認める : YOMIURI ONLINE => http://bit.ly/j7iHr9

FUKUSHIMA 福島原発メルトダウン (朝日新書)

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