原発汚染水の海上放出は米国の要請? でも、決めたのは日本でしょ。厚顔無恥の責任逃れ

劇作家の平田オリザ内閣官房参与が17日にソウル市内で講演し、東京電力福島第1原発事故の対応で汚染水を海に放出したことについて、米政府からの強い要請を受けたものだったと発言していたことが18日、分かった。▼枝野幸男官房長官は18日午前の記者会見で、「少なくとも私は承知していない」と述べ、米政府の要請との発言を否定、「どういう認識での話なのか後ほど確認したい」と平田氏に事情を聴く考えを明らかにした。

 どこまでも、おぞましい発言が続く内閣...。今度は、平田オリザ内閣参与が韓国で、福島原発の汚染水を海に放出したのは米国からの強い要請があったからだと発言。だから、責任は米国にあるというのだろうか。聞いていて情けなくなる発言。米国から、どう言われたところで、決めたのは日本だろうに。意思決定の責任を負う覚悟がないのだろうか。米国の要請が事実だろうと、事実でなかろうと、その底流に流れるのは責任逃れ。自分たちが権力を持ち、最終決定者であるという意識がないのだろうか。それに米国に要請されて、やったとしても、事前に中国、韓国、ロシアなど太陽沿岸の関連諸国に事前通知することを怠った理由にはならない。ともあれ、どこからどこまで情けない人たちの集まり。
 しかし、内閣参与っていったい何なのだろう。平田オリザという人は劇作家だったと思うけど、「責任」とか「言葉」とか、いうものを、どう考えているのだろう。「言葉」は人々の感情を操作する道具と思っているのだろうか。っともあれ「言葉」が生命の人なのだから、政府から、どう言われても、発言を取り消すことはないだろうな。常識的には...。
原発、汚染水放出は「米の要請」 平田参与ソウルで発言 - 47NEWS => http://bit.ly/l6IGfk
平田オリザ氏の米要請発言、細野首相補佐官否定(読売新聞) => http://bit.ly/m21Hiv
平田オリザ参与「撤回して謝罪」 「汚染水放出は米要請」発言 : J-CASTニュース => http://bit.ly/mBDQym

責任と判断

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