米フォーブスのセレブ番付でレディ・ガガがトップに。女王の座はテレビではなくネットで決まる時代なのだ

フォーブス誌が毎年発表している世界のセレブ100人番付で、今年はレディー・ガガが1位に選ばれたと米ABCニュースほか、複数のメディアが伝えている。フォーブス誌のセレブ番付といえば、トム・クルーズアンジェリーナ・ジョリーがそれぞれ1位になった2006年と2009年を除くと、オプラ・ウィンフリーが2005年から1位をほぼ独占してきたが、今年はガガに首位を奪われ、2位落ちの結果になった。年収ではオプラの推定2億9000万ドルがガガの推定9000万ドルを大きく上回っているものの、メディアやインターネットでの影響力を考慮すると、ガガの方が有力と見なされたようだ。「ガガが今年、オプラを抜いた理由は、ソーシャルメディアでの影響力だ。彼女はFacebookTwitterでファンを熱狂させ、それがレコードの売上やメディアでの注目度につながる。彼女は、今後セレブリティーがどのようにして自分のキャリアを管理するべきかの良いお手本だと言える」とフォーブス誌のエディターは語っている。

 時代は、レディ・ガガなのだろか。フォーブスの選ぶ「The World's Most Powerfull Celebrity 100」で、レディ・ガガが初のトップに。まあ、Twitterでも、ブッチギリだから。ただ、オプラ・ウィンフリーは日本では、そうパワフルな感じがしないし、3位がジャスティン・ビーバーとなると、ちょっとのけぞってしまう。ランキング表を見ると、「Money」「TV/Radio」「Press」「Web」「Social」の部門別ランクと総合順位がある。ジャスティン・ビーバーは「M」では、24位だが、「W」が2位、「S」が3位、「T/R」が4位で総合が3位。ネットの比重が高いのだな。
 で、レディ・ガガは「M」は8位でトップというわけではないのだが、「T/R」3位、「P」2位、「W」1位、「S」1位で、総合1位をゲットした。一方、首位の座を奪われたオプラ・ウィンフリーは「M」も「T/R」も1位なのだが、「P」が7位、「W」「S」となると、どちらも13位と大きく後れをとる。要するに、ネットの女王になることができるかどうかで、セレブの女王になれるのかどうかが決まる時代になったのだな。
★Celebrity 100 リスト- Forbes.com => http://onforb.es/lDTOYc

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