電力不安の夏、JRは首都圏で12〜15時に最大3割の運転本数削減へ

JR東日本は16日、東海道線、中央線など首都圏を走る主要計15線区について、平日正午-午後3時の運転本数を一部区間を除き昨年比で10-30%削減する夏の特別ダイヤを24日から9月22日まで実施すると発表した。自家発電で運転している山手線などの線区についても削減し、余剰電力を東京電力に供給する。

 まあ電力に合わせた規模の都市へと、いろいろなことが修正されていくんだな。しかし、ライフラインの前に、まずは快楽ラインのパチンコ、自販機を夏の昼間は完全に停止するとか、しないのだろうか。このあたりの優先順位をつけないのだなあ。普段は細かなところまで口を出すマイクロ・マネジメントに熱心な政府・官僚が、こうした、ちょっと大きめな話になると、憲法で保証された自由みたいな大きな話を持ち出して、決断から逃げ出してしまう。
 英エコノミストは以前、こんなことを書いていました。

A more frugal spirit could apply to leisure, too: 4,000 pachinko pinball parlours in greater Tokyo use 840MW during peak hours - more than twice the city's main subway system.

 こんな電力の使い方をしていて、どこが電力危機なの?と。

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