ウィンブルドン女子、シャラポワ24歳を追う21歳3人。注目はリシキだけど
28日、英国のロンドンで開催されている芝コートの4大大会、ウィンブルドン選手権(賞金総額14,600,000ポンド、芝)はシングルスの準々決勝が行われ、第4シードのビクトリア・アザレンカ(21歳、ベラルーシ)、第5シードのマリア・シャラポワ(24歳、ロシア)、第8シードのペトラ・クビトバ(21歳、チェコ)、サビーネ・リシキ(21歳、ドイツ)の4人が勝ち上がり、準決勝に進出した。
ウィンブルドン女子はついに4強が決まる。全仏ファイルの李娜 (リー・ナ)、スキアボーネも消え、無冠の女王、ウォズニアッキは今回も無冠のまま、終わる。そして、残ったのは、全仏でも復調がみえていたシャラポワと、21歳の3人組。ベスト8に残ることができなかった女子ランキング1位のウォズニアッキにしても20歳。20〜21歳に世代交代が進んでいることを象徴する大会になるのだろうか。
しかし、このベスト4をみると、土居は20歳だからといってルーキーといってはいられないなあ。シャラポワにしても、ウィンブルドン初優勝から歳月が過ぎ、ずいぶんベテランに見えるが、まだ24歳。逆に、こうしたなかで戦っているクルム伊達というのは、すごい。
で、この4強の中でみると、注目は李娜、土居を破ったリシキ。ケガからの復活。ほかの3人がシード選手であるのに対して、ワイルドカード(主催者推薦)での出場。今度は、シャラポワと当たることになるが、リシキを応援してしまう。で、このリシキ、新聞では「リシキ」だが、テレビでは「リシツキ」といわれる。どちらが本当の発音に近いのだろう。
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