相変わらずセックス・スキャンダルが続くストロスカーン前IMF専務理事

フランスの女性作家トリスタンヌ・バノン氏(32)が、国際通貨基金IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン被告(62)に過去に暴行されそうになったとして、5日に刑事告訴すると表明した。これに対してストロスカーン被告側は、告訴されることを見越して訴えを起こし、バノン氏が虚偽の申告をしていると主張した。

 ストロスカーン前IMF専務理事、米国での性的暴行事件は冤罪で終わりそうだが、フランスでは新たな火種。これでは、フランス大統領選復帰のシナリオもそう簡単ではないのではないか。それとも、裁判の途中であっても、この手の事件にフランス国民は寛容なのだろうか。