コパアメリカ準々決勝、フォルランのウルグアイがメッシのアルゼンチンにPK戦で競り勝つ

コパ・アメリカ2011は現地時間16日、準々決勝のアルゼンチン対ウルグアイを行い、ウルグアイが1-1の末、PK戦で準決勝進出を決めた。

 朝、起きてテレビをつけたら、ちょうど1対1で延長戦に入るところだった。この延長戦を見ただけでも、息詰まるような白熱の試合だった。両雄相譲らす。開催国のアルゼンチンがホームであるのに対して、ウルグアイが気迫のプレイで対抗。フォルランスアレスが素早いカウンターでアルゼンチンのゴールを脅かし、キーパーのムスレラの好守でアルゼンチンの猛攻を防ぐ。一方、アルゼンチン代表を見ていると、メッシがかわいそうな感じがした。メッシは「バルセロナのメッシ」であって「アルゼンチンのメッシ」になかなかなれない。アルゼンチンには、シャビも、イニエスタも、ダニエウ・アウヴェスもいない。アルゼンチン代表にいるときのメッシは孤独に見える。チームの勢いと気迫からいって、PK戦までもつれこめば、ウルグアイかな、と思ったら、そのとおり、ウルグアイムスレラがPKを弾き返し、5-4でPK戦を制す。
 フォルランは2010-11シーズンのリーが・エスパニョーラでは今ひとつだっが、ワールドカップ同様、コパ・アメリカのようなお祭りになると強い。FIFAのランキングで言うと、アルゼンチン10位、ウルグアイは18位だが、これでウルグアイはまた順位を上げてくるだろうか。このまま2試合勝ち抜いて、コパ・アメリカのチャンピオンになってほしいところ。

WCCF 09-10キラ MVP1 ディエゴ・フォルラン

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