ノルウェーで、爆弾テロと労働党青年大会銃乱射事件。いったい、何が起きているのだろう

ノルウェーの首都オスロの政府庁舎前で22日午後(日本時間夜)、爆弾が爆発し、警察によると少なくとも7人が死亡した。続いて数時間後に、首都北西約35キロの湖に浮かぶウトヤ島で男が銃を乱射する事件が発生し、ロイター通信によると約80人が死亡した。警察は、二つの事件は関連があるものと断定しており、乱射現場で逮捕した32歳のノルウェー人男性を追及している。

 ノルウェーといえば、ノーベル平和賞を選考する国でもあり、静かで平和なイメージがあるが、そのノルウェーで何が起きているのだろう。オスロ政府庁舎前での爆弾テロのあと、ウトヤ島(ウートオイヤと書いているところもある)で開かれていた与党、労働党の青年大会で銃の乱射事件。80人以上の死者が出ているという。極右派の犯行という声もあるらしいが、それほどの対立があったのだろうか。それとも少数の狂信的な人間の犯行なのだろうか。ノルウェーでまで、こんな事件が起きると、世界に安全な所はひとつもないという気がしてしまう。
★Norway police: 'Eighty killed' in island shooting - BBC News => http://bbc.in/ncTBJy
★Police: At least 87 dead in mass shooting, bombing in Norway - CNN.com => http://bit.ly/p6ok3y
★Security in Norway: Terrorism strikes Scandinavia - The Economist => http://econ.st/otBHHJ

ノルウェーの社会―質実剛健な市民社会の展開 (waseda libri mundi)

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