共和党の連邦債務上限引上げ法案、218対210で下院は通過

米下院は29日、共和党の連邦債務上限引き上げ法案を賛成218票、反対210票で可決した。同法案は民主党過半数議席を握る上院での否決が確実視されているものの、下院を通過したことで8月2日の期限までに超党派の合意が得られ、米国のデフォルト(債務不履行)が回避される可能性も出てきた。

 米国がデフォルトかどうかの瀬戸際で、共和党の債務上限引き上げ法案が下院を通過。それも8票差という薄氷の勝利。問題は、民主党過半数を握る上院がどうなるのか。ここでもまだ「政局」を続けるのかどうか。デフォルト回避に、どう妥協するのか。常識では、妥協して通過なのだが、それも疑われるようになってしまったところに米国政治の劣化があるなあ。政治的リーダーの資質を持った人材の不足は日本だけではなかった。ともあれ、政治が劣化すれば、国の信用力も落ちる。米国債、ドルに対する信任は揺らぎ、金が持て囃される時代が当分続くのだろうか。
財政均衡の条件加えた共和党案が下院通過―米政府債務上限引き上げ問題 - WSJ日本版 => http://on.wsj.com/piCssw
★Senate Quickly Kills Boehner Debt Bill - NYTimes.com => http://nyti.ms/pFxnRL
★米共和の債務上限法案 下院可決直後に上院が実質否決 - asahi.com => http://bit.ly/oO8FC6

米国製エリートは本当にすごいのか?

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