21世紀の日本は、巨大地震の世紀? 予測か、予知か、予言か?

東日本大震災規模とされる平安時代貞観(じょうがん)地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和(にんな)地震など9世紀に起きた地震が、阪神大震災(平成7年)以降の地震の状況と酷似していることが、産業技術総合研究所の寒川(さんがわ)旭(あきら)・招聘(しょうへい)研究員(地震考古学)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

 いまだに余震が頻繁に続いているが、「先年の一度の巨大地震の世紀」になるとの説も。いまや言ったもの勝ちみたいな感じもあり、諸説飛び交っているが、過去の事例を引き出して当てはめるのが当分、流行するのだろうなあ。富士山の噴火はどんなものなのだろう。朝鮮半島では、北朝鮮の聖地、白頭山の噴火を懸念する向きもあるけど。

超巨大地震に迫る 日本列島で何が起きているのか (NHK出版新書)

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