ニュージーランドでラグビーのワールドカップが始まった。オールブラックスの国での開幕。しかし、昔ほど関心がない。かつてはテレビ観戦は、サッカーよりもラグビー。完全にラグビー派だった。それが今はサッカー中継は海外リーグも見るのに、ラグビーにはすっかり関心がなくなってしまった。
なぜか。理由は割合とはっきりとしている。昔は普通の人の戦いだったのが、今は筋肉ムキムキマンの肉弾戦になってしまった。昔もフォワードには巨漢が多かったが、バックスは均整のとれた筋肉質だった。それがいまは何となく、フツーの人をあまり見ないような世界に行ってしまった。アメリカン・フットボールよりもさらにムキムキ筋肉マンで、体形的にはプロレス、格闘技の世界に近くなってしまった感じがする。
90分休みなく走り続けるサッカーは基本的に普通のスポーツマンの体形だし、スピードとクリエティビィティの競技のようなイメージがある。まあ、見た目だけで考えている浅薄なテレビ観戦者の感想ではあるわけだが、どうも見た目で違和感を覚えてしまう。
どうしてラグビーはこんなにムキムキ筋肉マンの世界になってしまったのだろう。スマートさとか、インテリジェンスとかいうイメージが希薄になってしまったような感じがする(ラグビー愛好家には怒られそう...。昔はサッカーは軽薄と思っていた私なんだけど...)。ラグビーは「紳士がする不良のスポーツ」という言葉もあるらしいが、選手に紳士らしい感じがなくなってきたのかなあ。全くイメージだけなんだけど...。
ワールドカップ・クラスになると面白いのかなあ。昔は、オールブラックスの大ファンだったのだが、今回はあまり見ないかもしれないなあ。映画にもなった1995年の南アフリカ大会の頃など、結構、ラグビー・ワールドカップを見たんだけど。ジョナ・ロムーとか、すごかった。日本にも平尾誠二みたいなスターがいた。
★日本テレビの「ラグビーワールドカップ」サイト => http://www.ntv.co.jp/rugby/
★W杯ラグビー開幕=日本、10日にフランス戦:時事ドットコム => http://bit.ly/nVgI9Eå
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